日本社会で失われた30年という言葉を近頃、よく聞く。ゴルフに於いても同じことが言えると思う。
ドライバーはパーシモンヘッドからメタルヘッドに変わり、急激に大型化が進み、遠くに飛ばせるようになったが、曲がりも激しくなりOB製造クラブになった。これは狭くてOBばかりの日本のゴルフ場の作りにも問題はある。
アイアンは10本セットから6本セットになり、減少した4本がロングアイアンの代わりにユーティリティーになりAW、SWが52度、56度のウエッジに変わりその後、度数がどんどん細分化されていった。
ユーティリティーは3,4番アイアンではボールが上がらない非力な人には確かにメリットがある。でも、それだけだと私は思う。方向性が良くなったとは思えない。
30年前まではグリーン周りのアプローチショットは5~9番アイアンで転がすランニングアプローチが主流であったが、今は56度位のウエッジでアプローチする人が圧倒的に多い。
練習量の少ないアマチュアーゴルファーはパターと同じ様に横から払い打てるランニングアプローチの方が絶対に易しい。上からヘッドを入れるショットは少しの誤差で距離感が大きく変わってしまう。
これら全ては巨大資本のテーラーメード、タイトリスト、キャロウェイがゴルフクラブでお金儲けをする為に考え、プロモーションしてきた結果である。ピンゴルフは最初は乗り遅れたが、この10年で追いついたと思う。
さすがに気が付いた消費者が増えてきたのか、近頃ミニドライバーと称するクラブが発売されたり、テーラーメードがニューモデルの発売を二年に一度にすると発表したりと、かなり風向きが変わってきた。
ここまでクラブの価格が上昇すると、高額な新品クラブが売れなくなるのは間違いないが、社会同様、ゴルフ業界も大きく変化してくるので、ここ数年は様子見で中古で出来栄えのよいクラブを購入するのがお勧めである。
良いスコアーを出すためには、ドライバーは使わない、アプローチはランニングアプローチがお勧め。
ただし2026年に於いては全く流行らないので、周りの目は気にせず、気合と根性で頑張って下さい。
