ゴルフつれづれvol.35

あなたはなぜ、練習するのか?ゴルフが上手くなりたいから、良いスコアーを出すため、気持ち良いショットを打つため、どれも真っ当な理由だ。しかし、多くの人がコースではなく、練習場で気持ち良いショットを打つ練習をしている。方向や飛距離を考慮せず、やみくもに腕を振り回して打つ。遠くに飛べば満足している。ストレス発散の為にやってるなら、それも良いかもしれない。...

ゴルフつれづれvol.34

ここ数年アイアンのロフト角がどんどん立っている。7番アイアンで24度のクラブも市販されている。 理由はアイアンも飛ばしたい人がいるからである。冷静に考えると昔の4番アイアンの刻印を7に変えただけかなと思うのは私だけだろうか。 本来、飛ばしたいなら番手を上げれば良いだけの話だが、商売上手な人達が7番は150ヤード飛ばなきゃいけないというストーリーを作り、様々な需要を生み出している。ユーティリティクラブがここまで広がりを見せたのも、ストロングロフト化に関連がある。...

ゴルフつれづれvol.33

25年以上ゴルフクラブの販売修理に携わって来たものとしてこれから数回はゴルフクラブについて意見を述べてみる。 ドライバーをより遠くに真っ直ぐ飛ばしたいと多くの人が考えているがこれは本当に難しい。 一番遠くに飛ぶ道具であることは間違いないが毎回、狙った所に打つのは、ほぼ不可能だと言える。 460ccの超大型ヘッドになり飛距離は伸びたが方向性をコントロールすることが果てしなく難しい。 ヘッドの大型化によりシャフトからヘッドの重心位置までが長く深くなり、それにより捻じれが生じてフェースの開閉が大きくなる。...

ゴルフつれづれvol.32

松山英樹選手が35アンダーで優勝した。 なぜあそこまでバーディーを量産できたのか考えてみたい。 一番の要因は長いパッティングが沢山、入ったこと。短いパットはたまに外してる。 パーオンできなくてもパー以上で上がれる。100ヤード以内のショットは世界一かもしれない。 ショートアイアンはかなりの確率でバーディーチャンスにつけてた。 皆様も、どのクラブを中心に練習すれば良いか真剣に考えよう。 ただ、彼が使ってたセンターシャフトのパターがもし市販されても安易に購入しない方が良いと思う。...

ゴルフつれづれvol.31

このブログを書くのも本年最後となる。 ゴルフにおいて良いスコアー出すにはどうすればいいのかを中心にしてきた。 とにかく皆様、飛距離と方向性を求めすぎ。ドライバーで何ヤード飛ぼうがスコアーにはそれほど関係ない。 飛ばそうとすると腕力に頼るスイングになるので百害あって一利なしである。今年のドライヴィングディスタンス1位の河本力プロは319ヤードで断トツだが未勝利、FWキープ率1位の稲森佑貴プロ、こちらも脅威の81%だが未勝利。ちなみに逆のスタッツは両名とも90位台、両方揃えるのは困難。 石川遼プロは飛距離21位、キープ率69位で2勝。...

ゴルフつれづれvol.30

来年から日本の有力な女子プロが大挙、LPGAツアーに参戦する。 何人かは初年度から優勝するのではと期待している。本当に皆さん素晴らしいショットを打つ。 そこで考えたいのがヘッドスピードはそれほど速くないのに、なぜ飛距離がでるのか? 特にアイアンショットは目一杯振ってないのに本当によく飛ぶ。 アイアンショットが上手く行かないアマチュアゴルファーは彼女たちがボールに対してクラブヘッドをどの様に当てているかを考えよう。 腕力に頼らずあのようなインパクトの形が出来れば良いのだけれど、これが果てしなく難しい。...