ゴルフつれづれvol.34

2025年01月25日 | ブログ

ここ数年アイアンのロフト角がどんどん立ってきている。7番アイアンで24度のクラブも市販されている。

理由はアイアンも飛ばしたい人がいるからである。冷静に考えると昔の4番アイアンの刻印を7に変えただけかなと思うのは私だけだろうか。

本来、飛ばしたいなら番手を上げれば良いだけの話だが、商売上手な人達が7番は150ヤード飛ばなきゃいけないというストーリーを作り、様々な需要を生み出している。ユーティリティクラブがここまで広がりを見せたのも、ストロングロフト化に関連がある。

私が考える正しいアイアンの打ち方はハンドファースト、ダウンブロー、そしてロフトを少し立ててダフらずに芯でインパクトすることだ。もしこれが出来れば体幹のしっかりした人ならロフト角が34度の7番アイアンでも150ヤードは飛ぶ。逆にこの打ち方を同じ人が24度の7番アイアンで実践すると180ヤード飛ぶが適正なスピンが入らないのでボールが直接グリーンに落ちた場合はグリーン上で止まらずグリーンオーバーが増える。

そこで製造販売サイドはこのアイアンを購入する人たちの技術レベルを考慮してアイアンも打ち込まず払い打ちしましょう、という新説を生み出して今に至る。皆様、くれぐれもクラブ選びは慎重にお願いします。

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